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新年号「令和」はいつから?
時代は昭和から平成、そして2019年5月1日には改元され、新元号『令和(れいわ)』が始まります。平成という時代は2019年4月30日で幕を閉じて、5月1日の午前0時に皇太子さまが新天皇に即位されると同時に、新元号に改められるのです。
令和の意味は?
この「令和」という元号の由来ですが、日本最古の歌集「万葉集」の”梅花の歌”から出典されています。言葉の意味について日本政府は、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められています」と説明しており、『一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたい』という願いが込められているそうです。
令和は誰が考えたの?
新元号「令和」は『万葉集』の”梅花の歌”が出典元ですが、考案者は大阪女子大名誉教授の中西進さん(89)だと言われています。中西進さんは国際日本文化研究センター名誉教授であり、万葉集研究の第一人者という方ですが、ご本人は“新元号の考案者”ということを明言はしていないそうです。しかし万葉集の有識者となると限定されてしまうので、この方が浮上しているそうです。
令和を発表した「令和おじさん」とは?
4月1日に新元号「令和」を発表した『令和おじさん』は誰でしょう?菅義偉(すがよしひで)官房長官です!実は、新元号を誰が発表するかの決まりはなく、政府のスポークスマンである「官房長官」が発表するのが順当であることから、菅官房長官が記者会見を行ったそうです!ちなみに、発表直後からインターネット上で『令和おじさん』と呼ばれていることに関して菅官房長官は、「承知はしているが、ぴんときていない」とコメントしています。
令和の由来【万葉集】とは?
国語の授業でも取り上げられる『万葉集』は「日本最古の歌集」です。この万葉集には天皇や皇族、歌人、さらには農民など幅広い階層の人々が読んだ、約4,500首の歌が収められていて、全20巻もあるんです!奈良時代(7~8世紀頃)に、現在の形に近いものにまとめられたようで、万葉集について安部総理は「幅広い階層の人が読んだ歌が収められており、豊かな文化と伝統を象徴している国書である」と話されていました。
令和の記念切手が話題に!種類と発売日について
日本郵便は新元号「令和」の記念切手3種類を、4月26日から全国の郵便局などで順次発売すると発表しました!記念グッズの中でも、切手は人気が集中するグッズですよね!販売枚数に限りがあるようなので、ご購入は早めが良さそうです。
4月26日(金)発売『祝 改元記念フレーム切手』
商品名 | 祝 改元記念 |
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商品内容 | フレーム切手(82円切手× 2枚) 小型台紙 |
発売開始日 | 2019年4月26日(金)から |
販売郵便局 | 全国の主な郵便局約60カ所 |
価格 | 390円(税込) |
4月26日から、「平成」と「令和」の文字が記された82円切手2枚組みが、全国の主な郵便局約60カ所や郵便局のネット通販で販売されます!税込み390円で、5万セットなのでお早めに!
5月1日(水)発売『武田双雲×令和フレーム切手セット』
商品名 | 武田双雲×令和フレーム切手セット |
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商品内容 | フレーム切手(82円切手×5枚) クリアファイル(A4 サイズ)×1枚 |
発売開始日 | 2019年5月1日(水)から |
販売郵便局 | 全国の主な郵便局約1000カ所 |
価格 | 1,400円(税込) |
5月1日からは、書道家の武田双雲さんが書いた毛筆書体の「令和」が載った、82円切手5枚組みが全国の主な郵便局約1000カ所や、ネット通販で2万セット販売されます!武田双雲さんの毛筆書体をプリントした、クリアファイルがついているのでこちらも楽しみですね!
5月7日(火)発売『特別お年玉切手シート』
商品名 | 特別お年玉切手シート |
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商品内容 | 500円切手×2枚 |
注文受付期間 | 2019年5月7日(火)~同年10月21日(月) |
販売郵便局 | 銀座郵便局での郵便振替による通信販売 |
価格 | 1,000円(税込) |
こちらの「特別お年玉切手シート」は、もともとは年賀はがきの当選賞品として発行されるものなのですが、発行枚数の一部を通信販売のみ!一般販売することになりました。こちらは郵便局窓口での販売はされないので、ご注意くださいね。
令和の記念硬貨も販売されるの?
日本の硬貨を製造している「造幣局」では、毎年その年の「記念硬貨」を集めた“ミントセット“と呼ばれる、貨幣セットを製造、販売しているのをご存知でしたか?記念硬貨も記念切手と並ぶ人気グッズですよね!そこで、新たな時代の「令和の硬貨セット」がいつ頃造られるのかなどを調べてみました!
令和の記念硬貨がつくられて発売される時期は?
造幣局本局の広報担当者さんによると、まず硬貨を造るには「令和」の文字の金型から作成しなくてはならないそうです。その金型を作るために約2ヶ月半ほどの期間が必要で、その後、模様を付けたり幾つかの工程を経て、硬貨の製造に入るまでには3ヶ月半くらいかかるそうです!現在の見込みでは、おそらく8月頃に通信販売の受付が開始され、購入された方の手元に届くのは10月頃になる予定だそうです。購入方法は、インターネットでの通信販売のほか、大阪やさいたま、広島にある“造幣局ミントショップ“で販売される予定!価格などについても未定だそうです。ちなみに、平成31年銘の硬貨セットは「平成最後」の貨幣セットとなったため、記念に買い求めようという人からの注文が殺到し、通信販売での申し込みはすでに終了しているそうですよ。
まとめ
今回は新年号の「令和」の気になる事についてまとめてみました。いよいよ後数日で平成から令和に変わります!色々な意味で楽しみですね。
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